今回はコロナ禍での運動について、広島大学病院 リハビリテーション部門の理学療法士 岩城大介さんからです。

みなさん、こんにちは!
突然ですが、みなさん毎日歩いてますか?定期的に運動していますか?

昨年から続くコロナ禍で
「外に出る機会が少なくなった」
「定期的に運動していたけれどやめてしまった」
という声をよく耳にします。
確かに新型コロナウイルス感染症は恐ろしい病気ですが、感染を恐れるあまり外に出なくなり糖尿病が悪化してしまうのは本末転倒です。

まずは第一歩として毎日の“歩数”を把握することから始めてみましょう!

最近の携帯電話であれば歩数をカウントしてくれていますし、携帯電話を持ち歩かない人でも数千円程度で腕時計型の歩数計も売っています。
腕時計型の歩数計は私も使っていますが休みの日などは思った以上に動いていないことを実感させられます…
目標としては1日に8000~10000歩ですが、まずは普段の歩数から+1000歩を目標にしてみて下さい。およそ10~15分程度のウォーキングで1000歩ですので近所を1周するくらいですね。

また、筋力トレーニングは家の中でもできることがたくさんあります。簡単なものとしてはスクワットやつま先立ち運動などです、糖尿病患者さんのための運動動画を日本糖尿病協会や糖尿病ネットワークが公開しています。少しでよいので是非覗いてみてください。自分にあった運動がきっと見つかると思います。

※糖尿病の合併症が進行している場合は筋力トレーニングを行わない方がよい場合もあります。主治医の先生に確認してから行いましょう。

最後にポイントをまとめます

●歩数をチェック
携帯電話や歩数計を使って歩数をチェックし、まずは+1000歩を目標にしてみましょう。

●屋内での筋力トレーニング
日本糖尿病協会や糖尿病ネットワークが出している動画を参考にしてみましょう。
  日本糖尿病協会:https://www.nittokyo.or.jp/modules/patient/index.php?content_id=89
  糖尿病ネットワーク:https://dm-net.co.jp/fitness/jitsugi.php

また、「安全に運動・スポーツをするポイントは?」としてコロナ禍での運動の注意点についてスポーツ庁が配布しているリーフレットがあります。
正しい知識とリスクを知って健康的な生活を送っていきましょう。https://www.mext.go.jp/sports/content/20200522-spt_sseisaku01-000006777_1.pdf